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10月 27 2026

【北見の社長へ】そのホームページ、放置で大丈夫?PHPサポート終了と改ざんの危険

【北見の社長へ】そのホームページ、放置で大丈夫?PHPサポート終了と改ざんの危険

ホームページのPHPサポート終了と改ざんの危険を考える北見の社長「ホームページは業者さんに作ってもらったから、うちは大丈夫」。北見の社長さんとお話ししていると、よくこの言葉を耳にします。作ったときにきちんとお金をかけたのだから安心、というお気持ちはとてもよくわかります。ですが今年は、ホームページのPHPサポート終了という見過ごせない区切りがあります。

結論から申し上げると、作ったきりで誰も中身を見ていないホームページは、この年末までに一度見直しが必要です。理由は、ホームページを動かしている「PHP」というプログラムのサポートが、2026年12月31日に一つの区切りを迎えるからです。この記事では、ホームページのPHPサポート終了とは何なのか、放置すると何が起きるのか、そして社長が今日からできることを、専門用語をできるだけ使わずにお話しします。

ホームページのPHPサポート終了とは?社長が知っておくべき基本

「PHP」と聞いても、ピンとこない方がほとんどだと思います。それで当然です。ここでは、社長が押さえておくべきポイントだけを、家づくりにたとえてご説明します。

ホームページはPHPという「土台」の上で動いている

会社のホームページ、とくにWordPress(ワードプレス)という仕組みで作られたサイトは、PHPというプログラムの上で動いています。家にたとえるなら、WordPressやデザインが「建物」で、PHPはその下にある「土台」です。

外から見えるのは建物だけなので、土台のことはつい忘れがちです。けれども、見た目がきれいに表示されていても、土台が古いままだと危険を抱えていることがあります。

PHP 8.2のサポートは2026年12月31日で終了

PHPには、バージョンごとに「サポート期限」が決められています。期限までは、弱点(脆弱性)が見つかるたびに修正が配られますが、期限を過ぎると修正は届かなくなります。

PHPの公式発表によると、PHP 8.2のセキュリティサポートは2026年12月31日で終了します。ひとつ前のPHP 8.1は2025年12月31日にすでに終了しており、それより古い8.0や7.4も、とうにサポートが切れています。数年前に作ったきりのホームページだと、この「すでに期限切れ」の土台の上で動いているケースが少なくありません。

年明けに突然止まるわけではない。でも危険は少しずつ増えていく

誤解のないようにお伝えすると、1月1日になった瞬間にホームページが見られなくなるわけではありません。サイトはそのまま動き続けます。

問題は、そのあとに新しい弱点が見つかっても、もう修正が届かないことです。鍵が壊れても交換部品が手に入らない玄関のようなもので、危険は弱点が見つかるたびに少しずつ積み上がっていきます。だからこそ、期限を区切りに一度点検しておくことが大切なのです。

PHPサポート終了後もWordPressを放置すると何が起きるのか

放置したWordPressの改ざん、表示停止、信用低下を示す三分割図解

では、土台が古いままのホームページを放置すると、具体的にどんなことが起きるのでしょうか。社長にとって困る3つのことを、順にお話しします。

改ざんされ、偽サイトや詐欺の入り口にされる

いちばん怖いのは、ホームページを書き換えられる「改ざん」です。会社のサイトにいつのまにか怪しい広告が表示されたり、閲覧した人を偽サイトへ転送したり、ウイルスを仕込まれたりします。

これは昔の話ではありません。2026年8月には、広島県警察がWordPressの新たな脆弱性について注意を呼びかけ、悪用されるとサイトの改ざんや情報漏洩につながるとして、至急バージョンを確認するよう求めています。対象は6.9系や7.0系といった比較的新しいバージョンでした。つまり「数年前は最新だった」サイトほど、放置しているあいだに弱点を抱えている可能性が高いということです。

攻撃者は会社の名前で相手を選んでいるのではなく、インターネット上の古いサイトを機械的に探しています。会社の規模は関係ないのです。

サーバー会社の提供終了で、ある日サイトが真っ白になる

もう一つ見落とされがちなのが、レンタルサーバー側の都合です。サーバー会社は、サポートが切れた古いPHPをいつまでも提供し続けるわけではありません。海外の大手では、PHP 8.2を年末より前の2026年12月15日に取り外すと予告しているところもあります。

国内でも、お名前.comのように、サポート切れのPHPを使っている利用者へバージョンアップを呼びかけるサーバー会社があります。ところが、古いホームページの中身が新しいPHPに対応していないと、切り替えたとたんに表示が崩れたり、画面が真っ白になったりすることがあります。しかも一度上げると元に戻せない場合もあります。知らないうちにサーバー側で切り替えられ、ある朝お客様から「御社のホームページが見られません」と電話が来る。これは決して大げさな話ではありません。

会社の信用まで傷つく

ホームページは、いまや会社の「顔」です。新しい取引先も求人に応募する若い方も、まず会社のサイトを見ます。そこに怪しい広告が出ていたら、「この会社は大丈夫だろうか」と思われてしまいます。さらに、サイトを見たお客様のパソコンがウイルスに感染すれば、被害者であるはずの自社が、加害者のような立場に立たされてしまいます。

北見の会社のホームページが「放置」になりやすい理由

ホームページ放置の理由と保守対策を示す図解

ここまで読んで、「うちも当てはまるかもしれない」と感じた方もいらっしゃるでしょう。でも、それは社長の怠慢ではありません。中小企業のホームページが放置されやすいのには、はっきりした理由があります。

作った業者と連絡が取れない、管理画面のパスワードがわからない

よくあるのが、ホームページを作った業者さんが廃業していたり、担当者が辞めて連絡がつかなくなっていたりするケースです。管理画面のパスワードも、当時の担当者しか知らない。サーバーの契約も、誰の名義でどこと結んでいるのか分からない。こうなると、点検しようにも手のつけようがありません。

IPAが小規模なウェブサイト運営者に行った調査でも、脆弱性対策の課題として「技術を身につけること」や「必要な情報を集めて選ぶこと」が難しいという回答が多く挙がっています。専任のIT担当者がいない会社ほど、ホームページは「誰の仕事でもないもの」になりやすいのです。

サーバー会社からの「PHPバージョンアップのお願い」メールが埋もれている

実は、サーバー会社はたいてい「PHPバージョンアップのお願い」といったお知らせを事前に出しています。ところが、そのメールが届くのは辞めた社員のアドレスや、使っていないフリーメールだったりします。一度、サーバー会社からのメールがどこに届いているのかを確かめてみてください。

ホームページ改ざん対策として社長が今日からできること

不安になるお話が続きましたが、ご安心ください。ホームページ改ざん対策は、正しい順番で進めれば決して難しくありません。費用をかけずにできることから、順にご紹介します。

まずは「誰が、どのサーバーで、何を管理しているか」を確認する

最初の一歩は、技術的な作業ではなく「現状の把握」です。ホームページを作った業者はどこか、サーバーはどの会社と契約しているか、管理画面やサーバーのIDとパスワードは手元にあるか。この3つを紙1枚に書き出してみてください。

ここが分からないままだと、いざ改ざんされたときに誰も対応できません。社長が作業をする必要はありませんが、「どこに何があるか」は社長が把握しておくべき会社の資産です。

PHPバージョンアップの前にバックアップと動作確認を

現状がわかったら、次はPHPバージョンアップです。ただし、管理画面のボタンを押して切り替えればおしまい、というほど単純ではありません。先ほどお話ししたとおり、古いデザインやプラグイン(追加機能)が新しいPHPに対応していないと、サイトが崩れてしまうからです。

安全に進めるコツは、まずホームページ全体のバックアップを取ること。そのうえで、できれば本番とは別の場所で新しいPHPでの動作を確かめてから切り替えることです。ここは専門的な判断が必要になるので、無理にご自身で触らず、詳しい人に任せるのが賢明です。

更新を「続ける」ために、北見でホームページの保守を相談できる先を持つ

最後に大切なのが、更新を一度きりで終わらせないことです。今回PHPを新しくしても、その新しいバージョンにもいずれ期限が来ますし、WordPress本体やプラグインも弱点が見つかるたびに更新が出ます。

だからこそ、「年に一度は点検する」「サーバー会社からのお知らせを見る人を決める」といった仕組みが欠かせません。そして、北見でホームページの保守を気軽に相談できる相手を持っておくこと。「とりあえずあそこに聞けばいい」と思える先があるだけで、社長の安心感はまったく違ってきます。

ホームページだけでなく、社内のパソコンやネットワークの守りも気になる方は、【北見の社長へ】UTMは必要?釧路でも起きたランサムウェア被害と今すぐできる対策や、当社のUTMセキュリティのページもあわせてご覧ください。

PHPサポート終了の年末までに「うちのホームページ」を確かめましょう

ホームページは、作った日から少しずつ古くなっていきます。見た目が変わらないので気づきにくいのですが、その下の土台であるPHPには期限があり、PHP 8.2は2026年12月31日でサポートが終わります。放置したままにすると、改ざんやサイトの停止、そして会社の信用の低下につながりかねません。

まずは「誰が、どのサーバーで、何を管理しているか」を確かめるところから始めてみてください。それだけでも、立派な第一歩です。

とはいえ、「どこを見ればいいのかわからない」「作った業者ともう連絡がつかない」という社長さんも多いと思います。大協商事株式会社では、ホームページのPHPや管理状況についてのご相談を受け付けています。 まずは私たちが窓口となって状況をお伺いし、PHPのバージョンアップやWordPressの更新など専門的な作業が必要な場合は、信頼できる協力業者と連携して対応いたします。無理な売り込みはいたしません。「うちのホームページ、大丈夫かな」と少しでも気になった方は、どうぞお気軽にお声がけください。

ホームページのご相談・お問い合わせ 大協商事株式会社(北見市北三条東5丁目2番地1)

お電話:【0157-61-2211】(受付時間:【9:00~17:00】)

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参考資料

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この記事を書いた人
中山 雅之
中山 雅之

大協商事株式会社 代表取締役

北海道北見市で、複合機やビジネスフォン、UTMセキュリティといったオフィス機器・ITのサポートを行っています。当社は1975年の創業以来50年以上にわたり、導入後のアフターケアを大切にしながら、地元のお客様と長いお付き合いをさせていただいてきました。日々の業務で得た知識をもとに、このブログではオフィスのお役立ち情報をお届けします。